こんにちは、もびです!
AmazonよりFBA手数料改定・料金体系変更のお
今回改定となるのは
- FBA配送代行手数料
- FBA在庫保管手数料
- FBA商品ラベル貼付サービス手数料
- 購入者返品手数料
- 納品不備受領作業手数料
となります。
※詳細はこちら
それぞれ解説していきたいと思います!
FBA配送代行手数料
全体的に値上げされていますが、メディア商品の値上げが大きいです。
メディア以外の標準サイズ商品についてはそれほど変わっていないので影響は少ないかと思います。
また、今までFBA配送代行手数料は
出荷作業手数料(個数あたり) と 発送重量手数料(出荷あたり)
に分かれていましたが
今回の改定により
配送代行手数料(個数あたり)
に統合されます。
料金体系
具体的には以下のように改定となっています。
メディアの区別がなくなって、全体的に値上げとなっています。
変更前
変更後
薄利多売は厳しくなる
低単価は扱いづらくなっていくのかなといった感じですね。
薄利多売で回している方はダメージが大きいのではないでしょうか。
今まで取れていた商品が仕入れできないなんてことになるかもしれません。
仕入れ商品の見直しが必要です!
まとめ買いの恩恵がなくなる
今回の改定によりまとめ買いの恩恵がなくなります。
これまでは
- 出荷作業手数料・・・・個数あたり
- 発送重量手数料・・・・出荷あたり
だったので、2点以上購入された場合、発送重量手数料は1個分と変わらず、利益率がアップするというおいしい状態でした。
標準商品の場合、発送重量手数料は229円なのですが、出荷あたりなので、1個でも2個でも229円で変わりません!
この229円が利益に上乗せされる形になっていました。
例を挙げると
仕入れ値:1,000円
販売価格:1,899円
利益額:365円
利益率:19.2%
仕入れ値:2,000円
販売価格:3,798円(1,899円×2)
利益額:959円
利益率:25.2%
このように、同時購入された場合、利益率が上がります。
食品やビューティカテゴリ等の消耗品に多く見られた傾向です。
これが今回の改定により
配送代行手数料(個数あたり)
に統合されるので個数分の手数料がとられることになります。
2個売れても手数料がただ倍になるだけなので、粗利も単純に倍になるだけということです。
個人的にはこれが一番痛いですね・・・
消耗品を多く扱っているのでまとめ買いは結構おいしかったのですが・・・
プロモーション広告でまとめ買いの値引きを設定されている方は、意味がなくなるので4/24までにしっかり解除しておきましょう!
FBA在庫保管手数料
これは単純に値上げというわけではありません。
1月~9月までの手数料が安くなり
10月~12月の手数料が高くなっています。
年末商戦に向けてFBA倉庫の納品数が多くなる時期の手数料を上げていますね。
FBA商品ラベル貼付サービス手数料
ラベル貼付サービスも若干ですが値上がりしています。
大型商品は7円の値上げとなっています。
フルに利用しているセラーは注意が必要かもしれません。
購入者返品手数料
これはメールに詳細の記載がありませんでした。
情報が入り次第、お知らせします!
納品不備受領作業手数料
これも値上がりしています。
納品不備を起こさないように気を付けていれば何の問題もありませんね!
まとめ
今回の改定はなかなか大きいものではないでしょうか。
特にFBA配送代行手数料については注意が必要です。
今後の対策についてまとめます。
-
FBA配送代行手数料 ⇒プロモーション設定の解除、薄利多売商品の見直し
-
FBA在庫保管手数料 ⇒今までと変わらず高回転重視
-
FBA商品ラベル貼付サービス手数料 ⇒自分で貼る
-
購入者返品手数料 ⇒現時点では不明
-
納品不備受領作業手数料 ⇒納品不備を起こさない
Amazonというプラットホームを利用している以上、こういった改定は仕方がないです。
悲観するのではなく、どういった対策をとるか、チャンスにつなげられないかを考えていきましょう^^