今回はFBAの商品が返品されたときの対応について解説します。
返品されたらすぐに対応しましょう！
放置は絶対にNGです！
返品された時の対応
手順①「販売可」か「販売不可」の確認
返品された商品が「販売可」なのか「販売不可」なのかを確認します。
「在庫」⇒「FBA在庫管理」
「販売不可」欄の数字を確認
返品された商品の「販売不可」の数字を確認します。
ここが「1」になっている場合、その商品は販売不可在庫に計上されていることになります。
販売不可在庫になってしまった場合、そのままにしておいてもAmazonの商品ページに表示されず、在庫保管手数料だけ取られてしまいます。
「販売可」に計上されている場合は自動的に再出品されているはずなのでこれ以降の手順は不要です。
手順② 商品を返送
在庫商品を返送します。
詳しくは別の記事にて解説しているのでそちらを参考にしてください。
手順③ 検品して再出品
返送した商品が届いたら、商品の状態を確認します。
- 開封されているか
- 商品に傷がついてないか
- 動作は正常か
これらの項目を確認して、再出品します。
未開封のままであれば「新品」で出品できますが、開封されていれば「中古」で販売しなければなりません。
Amazonへ補てんを申請する場合
基本的には、「返品」⇒「返送」⇒「再出品」という流れになるのですが、
返品理由によってはAmazonから補てんしてもらえる可能性があります。
補てんの条件（引用：FBAの購入者返品ポリシー）
AmazonがFBA注文について購入者に返金する場合、出品用アカウントから返金額の一部または全額が引き落とされます。たとえば、Amazonの管理下で商品が紛失または破損した場合など、FBA注文に対する返金額について補てんの対象となることがあります。
返品理由の確認
補てんの対象となるか確認するため、返品理由を調べます。
セラーセントラル上部の「レポート」⇒「フルフィルメント」
ページ左下部の「返品レポート」
レポートを作成
レポート期間を返品された日にかぶるよう設定し、レポートの生成をクリックします。
購入者の返品理由を確認
生成されたレポートの「購入者の返品理由」を確認しましょう。
この場合、「製造上のトラブルまたは不具合がある」となっています。
また、ここをクリックすると返品時のコメントが確認できます。
Amazonへ補てんの申請
FBAで返品された商品が補てん対象となるのは以下の条件に当てはまる場合です。
- Amazonフルフィルメントセンター内で破損した商品
- Amazonフルフィルメントセンター内で、30日間連続で行方がわからない商品
- 商品を購入者に配送するためにAmazonが使用している配送業者や卸業者によって紛失または破損した商品
（参考：破損・紛失商品の返金ポリシー）
倉庫での破損・紛失か配送事故でないと基本的に補填の対象とはならないようです。
これらの条件に当てはまる場合は、テクニカルサポートへ問い合わせると補てんしてもらえます。
ちなみに購入者による破損は補填対象外です。
規約ではこのようになっていますが、明らかに購入者都合の返品である場合は補填してくれることもあります。
僕も過去に何回かありました。
なので、ダメもとで問い合わせてみるといいです！
▼Amazonへ実際に問い合わせた内容を記事にしています。
【Amazon】FBAの商品が返品され販売不可在庫に･･･補填申請した結果は？
まとめ
FBAでは購入者からの返品は無条件で受け入れられてしまいます。
何かと理由をつければどんなものでも返品できてしまうのが現状です。
FBAで販売していれば返品は避けて通れないものです。
ただ、それを含めてもメリットの方が大きので僕はFBAを使っています。
規約をしっかりと把握して対応できるようにしておきましょう！
▼返品・返金・補てん関係の規約をまとめておきます。
