本日はマルチチャネルサービスの利用手順、料金体系、注意点について紹介したいと思います。非常に使えるサービスなのでFBAを利用している方は必見です!
ちなみにマルチチャンネルではなくマルチチャネルサービスなのでお間違えのないように。
目次
FBAマルチチャネルサービスってなに?
FBAマルチチャネルサービスを利用するには、フルフィルメント by Amazon(FBA)への登録が必要となります。
※引用:FBAマルチチャネルサービス
つまり、FBA在庫をAmazon以外(ヤフオクやメルカリ)でも出品することができ、売れたらAmazonが配送を代行してくれるといった内容のサービスです。このサービスにより販路を拡大することで在庫回転率を上げることができます。キャッシュフローが良くなるので資金繰りも楽になります。
また、代引き、配送日指定、返品対応にも対応しており非常に使い勝手がいいです。FBA納品している方であれば誰でも利用できるので、ぜひ積極的に使っていきましょう!
マルチチャネルサービスの料金体系
ちなみにAmazonの商品サイズはこのように区分されています。
例えばメディア以外の標準商品を発送する場合
- 出荷作業手数料:135円
- 発送手数料:397円
となり、合計532円で全国どこでも送れます。
これってかなり安いです!標準サイズの商品を自分で送る場合、532円で全国どこでも送れるような契約をしている方はいないのではないでしょうか。FBA倉庫まで納品する際に送料がかかりますが、他の商品と同梱して発送するので1個あたりの送料ってたいした額ではないですよね。FBA納品の送料を加算してもかなり安いと思います。
利用手順
具体的な利用手順について解説していきます。
1.利用前の準備
納品書のカスタマイズ
マルチチャネルサービスで届けられた商品にはこのような納品書が同梱されます。他サイトでのニックネームと納品書の出品者名が違っていると購入者が混乱してしまいます。出品者名とテキストを編集しておきましょう。出品者名は可能であれば他販路と同じにし、テキストに「この商品はAmazonが配送を代行しております」と記載しておきましょう。
セラーセントラルの設定⇒FBAの設定⇒マルチチャネルサービスの設定から編集することができます。
無地ダンボールの設定
これを設定しておかないと、購入者にはAmazonのロゴ入りダンボールで配送されてしまいます。Amazonで買ってないのにAmazonのダンボールで届いたといった不信感を抱かせてしまうので必ず無地ダンボールの設定をしておきましょう!
無地ダンボール出荷に対応しているフルフィルメントセンターは以下の通りです
- 小田原FC(神奈川 FSZ1)
- 多治見FC (愛知 NGO2)
- 川島FC(埼玉 HND3)
- 大東FC(大阪 KIX2)
- 川越FC(埼玉 NRT5)
申請方法は「FBAマルチチャネルサービス 無地ダンボールでの出荷申請」を参照
2.FBAに納品する
まずFBA倉庫への納品が必要となります。できるだけ多くの商品をまとめて発送し、1個あたりの送料を下げましょう。また、納品前に写真撮影を忘れずに!他販路で出品する際に使用します。
3.商品を他販路で出品する
FBA納品する前に撮った写真を使用して、商品を出品します。
メルカリで売れやすくなる出品方法は別記事でまとめていますので良ければご覧になってください。

4.FBAマルチチャネルサービス依頼内容を新規作成
他販路で商品が売れたら、セラーセントラルの在庫管理画面から該当する商品にチェックをつけ「FBAマルチチャネルサービス依頼内容を新規作成」を選択。
- お届け先住所を入力
- 依頼番号は空白でOK
- 依頼する商品数
- 続けるをクリック
- この注文を出荷を選択
- 代引きを利用する場合、チェックを入れる
- 配送スピードを選択
- 内容を確定をクリック
以上で全て完了です。
注意点
メルカリやラクマは商品が手元に無い状態での出品に厳しい
メルカリやラクマ等のフリマアプリは商品が手元に無い状態で出品することに厳しい傾向があります。購入者が通報したらアカウント停止になるリスクがあります。以前にメルカリでAmazonから届きましたとコメントされたところ注意メールが届きました。これは購入者次第なので何とも言えませんが、リスクがあることは覚えておきましょう。
配送ラベルの送り元がAmazonになっている
ダンボール外箱に貼られる配送ラベルの送り元がAmazonになっています。
Amazonで買っていないのにAmazonから届くと購入者は不審に思う可能性があります。ただここは編集できないのでどうしようもありません・・・心配であれば発送前にAmazonに配送を委託している旨を連絡しましょう。
年末年始等の繁忙期は配送スピードが遅い
FBA倉庫の流入量が増える時期は配送スピードが明らかに落ちます。この場合は配送が遅れますと購入者に伝えるか、お急ぎ便を指定しましょう。
まとめ
マルチチャネルサービスいかがでしたでしょうか。手軽に格安で販路を広げられる手法となっており、非常におすすめです。せどりや物販で稼いでいく上で販路拡大は必須です。在庫回転率を上げてどんどん稼いじゃいましょう!不良在庫や縦積みした商品、ロングテール商品にも有効な手法です。
注意点を理解して購入者に不安な思いを抱かせないようしっかりコメント等でケアしながら使っていきましょう!
とても役に立つ情報です。ありがとうございます。
>ヒロシ様
ご覧いただきありがとうございます。
フリマアプリ等でマルチチャネル使うとトラブルになる可能性があるので気を付けてくださいね!