Amazonで出品を始める場合、「大口出品」か「小口出品」どちらかを選択して登録することになります。
これから始める場合は、悩むことでしょう。
今回はどっちに登録しようか悩んでいる方へ向けて、それぞれの違いについて解説します。
「大口出品」と「小口出品」の違い
大口出品と小口出品の違いはこのようになっています。
これだけ見てもピンとこないと思うので、
具体的にどう違うのか、考察も交え解説していきます。
1.月間登録料
大口出品:月額4,900円
小口出品:無料
大口出品にすると月額4,900円(税別)かかります。
これに比べて小口出品は月額登録料は一切かかりません。
2.商品販売時の基本成約料
大口出品:無料
小口出品:1点につき100円
小口出品の場合、月額料が無料のかわりに「基本成約料」という費用がかかります。
販売手数料とは別に、注文1点につき100円が請求されます。
大口出品の場合、月額4,900円払っているのでこれが免除されるといったイメージです。
3.決済方法
大口出品:クレカ、Amazonギフト券、コンビニ決済、代金引換、Edy、請求書払い
小口出品:クレカ、Amazonギフト券
小口出品はお客様に提供できる決済方法が少ないです。
なかでも「代金引換」と「コンビニ決済」が提供できないのは痛いです。
僕の体感では販売の1~2割が「代金引換」「コンビニ決済」が選ばれている印象です。
ネット通販でクレジットカードを使うのに抵抗がある方は代引きやコンビニ払いを選ぶのでしょう。
こういったお客様を逃すことになるのでもったいないです。
ちなみにAmazon商品ページではこのような表示となります。
4.利用可能なオプション
大口出品:FBA、マケプレプライム、スポンサープロダクト、法人販売プログラム
小口出品:FBA
これも大口出品は様々なオプションが利用できるのに比べ、小口出品ではFBAしか利用できません。
特に広告オプションの「スポンサープロダクト」が使えないのが痛いです。
売れ行きが全然変わってくるので絶対使った方がいいです。
※使い方はこちらの記事でまとめています
【保存版】スポンサープロダクトの効果的な設定方法5.新規カタログの作成
大口出品:作成可
小口出品:作成不可
これは現在Amazon上に登録されていない商品を販売するための機能です。
大口出品者は自分で新規カタログを作成して販売することができます。
小口出品者はAmazonにすでにある商品しか出品することができません。
せどりのようにバーコードや型番でリサーチして仕入れる手法ではあまり必要ないかもしれませんが
卸やメーカー仕入れをしたい方は必須だと思います。
僕自身もAmazonに無かった商品のカタログを何個も自分で作成して独占販売しています。
どっちに登録したらいいの?
僕は間違いなく「大口出品一択」だと思います。
月間登録料が4,900円かかりますが、1か月で49点以上の販売で小口よりも安上がりになります。
1か月49点以上の販売数は、ビジネスとしてやっていくのであれば必ず到達します。
それだけでも大口出品の方がお得なうえに、「決済方法」を多様化できたり、「広告」を設定できたり、「カートボックスの獲得」もかなり有利になります。
Amazonで稼いでいくぞーとなれば、大口出品でやっとスタートラインに立てるようなものだと思います。
大口だとできることの幅が広がって、ビジネスの可能性が広がります。
なので本気でやっていくという方は「大口出品」からスタートして全然大丈夫です。
僕も最初から大口出品で登録しました。
月間登録料がかかった方が、「絶対に49個以上売るぞー」とやる気が起きます!笑
「最初は無料だし小口でいいや」と思っていると、なかなか行動に移せないものです^^;
また、以前に小口登録した人が大口に変更できないという事象が発生したこともあります。
いざ「大口にしたい」と思った時には変更できないなんてことになるかもしれません。
登録料が安くなるキャンペーンもやっているので、ぜひ検討してみてください!