先日、Amazonからマケプレプライムの登録を勧めるメールが届きました。
「マケプレプライムを今すぐご利用いただけます」ということで、お得そうなので登録しようと思いましたが、マケプレプライムに関しては知識がなかったので、色々と調べてみました。
メリット、デメリット、参加条件、細かいルールなどまとめているので導入の参考にしてください^^
目次
マケプレプライムとは?
対象商品に対して、フルフィルメント by Amazon(以下FBA)と同等の販売促進効果を期待することができます。
下図のような”プライムマーク”はAmazonが発送する商品にしかつかなかったのですが、マケプレプライムに登録すると自己発送でもプライムマークをつけることができるようになります。
マケプレプライムを利用した78.5%の出品者が、「利用前と比較して売上が向上した」と回答しているようです。(2017年4月Amazon調べ)
自己発送向けのサービスということですね。
マケプレプライムのメリット
自己発送の売上向上
あくまでも”自己発送商品の売上”のことです。
自己発送商品がFBA商品と同価格で戦えるようになったり、他が自己発送しかいない商品であれば独占できるといった意味での売上向上です。
他販路で併売ができる
FBAに商品を送ってしまうと、基本的にAmazon以外で併売はできません。
写真を撮っておいて、マルチチャネルサービスを使って売るという手法もありますが
メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどほとんどのサイトで禁止されています。
しかし、マケプレプライムを使えば他販路で出品しながらAmazonでもプライム商品としてFBAと同等の販売ができるということになります。
僕も自分のFBA商品のライバルにマケプレプライムの商品がいましたが、価格を同じにしないとカートが取れなかった経験があります。
カート取得の面ではFBAと同等と考えていいでしょう。
Amazonカスタマーサービスの提供
購入者からのお問い合わせの対応をAmazonが24時間365日行ってくれるようになります。
FBAだけのサービスでしたが、マケプレプライムに登録すれば自己発送でもこのサービスを受けられるようになります。
マケプレプライムのデメリット
注文に追われる
対象地域(自分で設定できる)への発送はお届け日数が決められているので毎日発送に追われるといったことになる可能性があります。
嬉しい悩みのような気もしますが、ちょっとでかけているときに注文が入ったりすると手間になるかもしれません。
全国送料無料にしなければならない
マケプレプライムに登録すると通常発送はすべて全国送料無料にしなければなりません。(沖縄、離島は除く)
Amazonによると送料も含めた出品価格にしてくださいとのことですが、それだと送料分も販売手数料とられるので損します。笑
特に地方に住んでいる方は結構厳しい条件になると思います。
どんな商品に向いているか
”大型商品”はFBAを利用すると、倉庫までの送料や在庫保管手数料、出荷手数料などなにかとコストがかかるので相性がいいと思います。
”危険物”もFBA納品するには通常商品と同梱できないので配送コストがかかりがちなのでマケプレプライムに向いていると言えます。危険部とわからず仕入れしてしまい、納品の段階で気づくこともよくあると思います。そういったときにマケプレプライムが使えると便利です。
あとは”大量仕入れして早く捌きたい商品”、”空売りしたい商品”、”温度管理が必要な食品”なんかも相性がいいと思います。
マケプレプライムの利用資格・参加条件
- マケプレプライムトライアルに参加
- トライアルの期間中、配送品質の各指標をクリア
- マケプレプライムへの参加資格が付与
このような流れで利用資格が与えられます。
トライアルの詳細は、マケプレプライム トライアルを参照。
例外
例外としてトライアルに参加しなくてもマケプレプライムの利用資格が与えれることがあります。(僕がそのパターンでした)
詳しい条件などはわかりませんが、これまでの自己発送の販売・出荷実績によって許可が下りることがあるようです。
まとめ
個人的には他販路で併売しながらFBAと同価格で出品できることに大きなメリットを感じます。
物販は在庫を早く捌いてなんぼだと思っているので回転スピードはかなり重視しています。
自己発送は出品全体の1割くらいですがそれでも導入することにしました!
FBAオンリーだったり、送料が高くつくサイズの商品メインの人はメリットは少ないかなと思います。
FBAの手数料(出荷作業手数料)ってかなり安いですからね。
自分の商品が適しているのであれば絶対に登録した方がいいサービスなのでチェックしてみてください!