今回は価格改定・売上管理ツール『プライスター』のご紹介です。
僕も実際に利用しているツールで、使用した感想やメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
価格改定ツールの導入を考えている方は参考にしてみてください。
目次
プライスターとは?
プライスターとは株式会社カプセルZが運営しているAmazon販売の総合サポートツールです。Amazon公式の「ビジネス拡大に役立つ便利なツール」でも紹介されており、Amazonにも認められているツールです。
- かんたん一括出品
- 出品価格の自動改定
- 売上管理(自動計算)
- サンクスメール
- 在庫の棚卸
- せどりすとプレミアムとの連携
インストール不要のブラウザ版なのでログインすればこれらの機能がPCでもスマホでも使用することができます。
各機能について解説していきます。
1.かんたん一括出品
ツールを使わないで出品する場合、Amazonの商品登録から1点ずつ出品するか、エクセルファイルを編集して一括出品する必要があります。
これに対し、プライスターでは同じ画面で複数商品の出品作業ができます。
- コンディションの選択
- 支払方法の選択
- SKUの設定
- コンディション説明の設定
- 仕入値の入力
- 出品価格の設定
- 価格の自動変更設定
- 赤字ストッパーの設定
これらの項目が一括で設定できます。
コンディション説明は定型文を設定しておけば自動入力となります。カテゴリ別に加え、コンディション別にも設定できる点が便利です!
例えば、ホビーの「新品」「中古-ほぼ新品」「中古-非常に良い」「中古-良い」「中古-可」でそれぞれ定型文を登録しておけば、ホビー商品を出品した際にコンディションを選択すると、そのコンディションに合った定型文が自動入力されます。
Amazonから商品登録したことがある方はわかると思いますが、商品1個ずつの編集ってかなり面倒くさいですよね。エクセルで一括出品するにしてもコピペの作業は発生します。
プライスターであれば出品作業を大幅に効率化することができます!
▼出品画面はこのようなかんじです
2.出品価格の自動改定
売上をアップするためには出品価格の改定が必須です。
新品であれば基本的にカートボックスを獲得している出品者の商品が売れていきます。
このカートボックス獲得に重要なのが『出品価格』です。
商品の価格は日々変動していくものです。我先にと1円ずつ値下げしてくる出品者もいます。
こういった出品者がライバルにいた場合、手動での価格改定では到底追い付かず、それだけ販売機会を損失することになります。
つまり売上が下がります。
この価格改定機能はPCを閉じている間にも自動で実行してくれる機能であり24時間365日働いてくれます。
最短3分(平均5分)でAmazonから価格情報を受信して改定してくれます。
価格改定は7つのモードからなっており
- FBA状態合わせ
- 状態合わせ
- FBA最安値
- 最安値
- カート
- カスタム
- しない
これらの中から商品に合った改定ルールを選ぶことができます。
赤字ストッパーを設定しておけば、他出品者が出品価格を間違って設定したり、刈り取り目的でわざとありえない金額に設定してきたとしても自分の商品を守ることができます。
3.売上管理
出品時に仕入値を入力しておけばAmazon手数料を自動取得して、利益額と利益率を算出してくれます。
トップページには月間の各項目を表示してくれます。
- 販売数
- 売上金額
- 仕入金額
- Amazon手数料
- 利益額
- 利益率
- 1日ごとの平均売上数
- 平均売上単価
- 平均仕入単価
- 使用ポイント
▼こんなかんじです
細かい情報まで一目で把握でき、非常に助かります。
また、現時点での在庫金額も表示されます。
この記事で書いた通り、物販では数字の管理が必須です。稼いでいる人は必ずやっています。
せどり・物販における売上管理|管理すべき「数字」と「項目」4.サンクスメール
サンクスメールとは購入者様に自動でお礼と評価依頼のメールを送ってくれる機能です。
商品を売れやすくする項目のひとつに出品者の評価があります。
評価は多いほどいいのですが、最初はなかなか評価してもらえず焦りを感じるかもしれません。
評価を多くもらうためにはサンクスメール機能が有効です。
購入者様のお名前、注文内容、評価先URLを組み込んだりと、自分でカスタマイズできます。配信タイミングも「商品が発送されてから〇日後」と好きな日程を設定でき、自動送信されます。
僕はプライスターを導入する以前、評価依頼メールを手動で1件ずつ送っていたのですがものすごく大変でした。よくやっていたな思います。笑
Amazonは評価依頼メールを送らないとほぼ評価してもらえません。また、もしも低評価をもらってしまい削除できない場合は、高評価を増やして低評価の割合を下げる必要があります。
なので評価が少ない初心者ほどサンクスメール機能使う価値ありです!
5.在庫の棚卸機能
在庫の棚卸機能も備えてます。
在庫商品の仕入れ値が入っているので棚卸がめちゃくちゃ楽です。
エクセルファイルでダウンロードすることができます。
確定申告に使う場合は、1月1日時点での在庫データをダウンロードすればOKです。
6.せどりすとプレミアムとの連携
これはせどりすとプレミアムを使っている人にしか恩恵はありませんが、すごい便利です。せどりすとプレミアム使ってる方はプライスター導入すべきです。
せどりすとからの出品時に
- 価格の自動変更設定
- 仕入れ価格設定
- 赤字ストッパーの設定
を設定することができます。
せどりすと側で設定することで自動入力となり、商品ごとに変えることもできます。
せどりすとから出品した場合、プライスターに商品が反映されてから価格改定ルールや赤字ストッパー、仕入れ値を入力するという手間があったのですが、この連携機能により一切手間がなくなりました!
感動するレベルでありがたい機能です。
▼機能の詳細は以下ページ参照
参考 プライスターとせどりすとのコラボpricetar since2012
プライスターのメリット
プライスターのメリットをまとめると・・・
- インストール不要のブラウザ版なのでPCでもスマホでも使用できる
- 出品時間の大幅削減ができる
- 自動で価格改定をやってくれるので売上アップにつながる
- サンクスメール機能により評価をもらいやすくなる
- 在庫の棚卸が楽になる
- せどりすとプレミアムとの提携機能がかなり使える
プライスターを導入して一番良かったのは自動化できるということです。価格改定やサンクスメールを手動でやっている時間が自由に使えることになります。
手動で価格改定をやるとすれば、商品数にもよりますが1日5分はかかるでしょう。1か月だと5分×30日で150分(2時間半)です。
サンクスメールも手動でやるとなれば1日10分程度はかかります。1か月で300分(5時間)になります。
この7時間半を自由に使えるようになるのは大きいです。
仕入れに回してさらに月商を上げるのも良し、家族や友人との時間につかうのも良し、趣味に使うのも良しです!
副業の場合はただでさえ時間がないので、こういったツールは必要になると思います。
サポートも丁寧で、問い合わせには必ず親身に返信してくれるところも◎です。
プライスターのデメリット
デメリットはサイトが若干重いところです。
過去のデータを表示させるときなどロードに時間がかかることがあります。
僕のPCが低スペックだからかもしれませんが^^;
月額利用料について
プライスターは月額制となっています。
現在の月額は4800円です。僕が導入したときは5400円なので少し安くなっていますね!
また、2年以上の利用で月額3900円になります。
買い切りのツールではなく、月額制なので新機能追加や機能修正が活発です。Amazonの規約変更にも対応してくれるので今後も安心して使えるツールと言えるでしょう。
導入を考えるライン
僕は月商50万を超えた時点で導入しました。
ここがひとつのラインになるかなと思います。
月商50万を超えると商品数がそれなりに多くなっていると思うので、価格改定もなかなか手間になるころかと思われます。
30日間の無料期間があるので使ってみて、合わなければ無料のうちに解約すれば良いと思います。